2008/02/13

マネーパートナーズ、2008年12月期決算短信

https://www.release.tdnet.info/inbs/220c0ac0_20080212.pdf

決算短信から引用

システム開発について
当社グループでは、外国為替証拠金取引市場における競争優位を確保していくため、独創的で差別化された取引サービスの提供とトレードシステムのインフラ整備、強化を最優先課題の一つと認識し、積極的に経営資源を投入し他社との差別化を図っております。

当社は今後、外国為替取引システム基幹系において、

1)顧客増加と約定件数増加に対するサーバ増強、
2)瞬間約定処理能力強化のための基幹エンジン、
3)CRM(注1)を含む業務処理能力アップ、
4)緊急時の事業継続体制確保のための第二データセンター構築等のシステム開発

を行っております。
また、フロントのアプリケーションソフトとして
・FXプロ向けフロントシステム、
・FXビギナー向けフロントシステムの開発を行い、
多様な顧客ニーズに対応する中で顧客基盤の拡大、強化に結び付けていく考えでおります。

更に、
・外国為替証拠金取引事業の強化に向けた証券会社となることに伴う証券バックシステムの開発、
・金融機関や事業会社に外国為替取引システムを提供するBtoB展開のためのパッケージソフトの開発、
・収益源の多様化と新たな成長分野の開拓に向けた天候デリバティブOTC(注2)システム並びにCO2排出権取引OTCシステムの開発を考えております。


証券業への参入について
当社グループは、証券業の登録を受け証券会社になることを計画しております。これにより、外国為替証拠金取引において現金以外に有価証券を担保にした取引サービスも容易となり、収益拡大に寄与するものと考えております。当社グループは、証券業の準備を進めると同時にシステム開発を進めておりますが、必ずしも予定通りに進行せず、また、当初計画したとおりの投資効果が得られず、もしくは競争力の強化につながらなかった場合、当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。


新商品の開発と収益の多様化について
当社グループは、外国為替証拠金取引の専門会社として、これまで外国為替証拠金取引における営業施策に注力してまいりましたので、収益の大部分を外国為替証拠金取引に係わる売買収益に依存しております。今後、環境の変化や顧客ニーズの変化に対しても安定的に収益を計上できるよう、また、今後の成長を図る上でも、取扱商品、サービスを多様化することにより収益基盤を拡充することは、当社グループの重要な課題の一つであると認識しております。
このため、外国為替取引システムを当社グループ内にて自社開発していることの強味を活かし、他の金融機関等に対して外国為替取引システムのホワイトラベル提供などの外国為替証拠金取引業者向け(BtoB)ビジネスの展開を図ってまいります。
また、旧「証券業」業務の登録により可能となるあらたな商品の取り扱いについて、商業化の可能性についての検討をすすめるほか、これまで外国為替証拠金取引で蓄積したECNのノウハウを基礎に、外国為替証拠金取引以外のOTCの商品化、事業化にも取り組んでまいります。

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